血糖値を上げる食品とはどのようなものでしょうか?

血糖値を上げる食品とはどのようなものでしょうか?

低血糖の症状で悩んでいる人は多くいますが、安易に薬剤などに頼ることは不安がつきまとうもので、できれば避けたいものです。特に血糖値の基準値からわずかに下がる程度の人であれば、食事などよって自然に血糖値を上げていく方がはるかに自然で無理のない方法と言えるでしょう。

血糖値を上げる食品と聞いてすぐに頭に思い浮かぶのは、生クリームや砂糖などをふんだんに使用した甘いデザートなどですが、実はこれらのデザート類と同等以上に血糖値を上げる食品があるのです。それは炭水化物です。

炭水化物は穀物類、米や麦などあらゆる食生活で主食となるものです。炭水化物は人間にとっては欠かせないエネルギー源で、特に脳は炭水化物によってもたらされるブドウ糖によってのみ栄養を取ることができるので、炭水化物が極端に不足すると意識がもうろうとして重篤な状況に陥ることもあります。

炭水化物は消化によってブドウ糖に変化し、そのブドウ糖が血液と混ざり、インスリンが分泌されることでエネルギーとなります。しかしあまりにも多くの炭水化物をとった場合には血糖も過剰となり、脂肪が貯まる原因となります。つまり血糖値を上げようとして、急に大量の炭水化物を摂取することは肥満などの原因となってしまい、決して健全な方法とは言えなくなってしまうのです。

そこで炭水化物をとる際には分量に配慮し、例えばご飯であれば量を減らしたり、おかゆにする、また玄米などに切り替えるなどといった方法が有効となります。食事はどのようなものでも、バランス良くとることが最も大切なのです。

この他にも血糖値を上げる食品としてはでんぷん、つまりイモ類や、あんこ、加糖練乳などの他、麦芽糖、氷砂糖、上白糖などの砂糖類があげられます。また同じ糖分であっても果糖の場合は血糖値を上げる効果はあまりありません。

血糖値を下げる生活習慣とはどのようなものでしょうか?

糖尿病は1型と2型に大別されますが、糖尿病全体の約9割は、さまざまな生活習慣によって引き起こされる2型糖尿病です。現在日本では、この2型糖尿病の人と予備軍の人とを合わせると、その数は実に2000万人近くにものぼると言われています。この2型糖尿病の初期、つまり予備軍の場合であれば生活習慣を見直すことで、血糖値を下げることが可能で、インスリンの投与や薬剤に頼ることなく、血糖値をコントロールすることが可能です。

血糖値を下げるためにぜひ取り入れたい生活習慣として、適度な運動があります。特にウォーキングや軽いジョギング、室内でも可能なストレッチなどは継続的に行うことで、身体の代謝能力を高め、余分なコレステロールや脂肪分を落としてくれます。しかしあまりにハードな運動を急に実行すると、心臓などに負担がかかる他、ストレスの原因となることもありますので注意しましょう。

また喫煙はすべての生活習慣病にとっては百害あって一理無しです。また喫煙の被害は喫煙する人以外の周囲の人にも大きな悪影響を与えます。喫煙は糖尿病の他、ガンや心臓病などのリスクも高めることになります。糖尿病が進行した際には、一生インスリン注射の世話になることを考えて、必ず禁煙するようにしましょう。

飲酒も限度を超えた場合には、やはり血糖値を上げる生活習慣となってしまいます。飲酒をする際には必ず食事とともに飲むことを心がけ、医師などから告げられた限度量は必ず守るようにして下さい。